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社会的に構成されていく日本型アトピー

大学院での研究も3年目になり大詰めに入りました。
8月から都内の病院で臨床実習勤務しています。

臨床心理学,修士論文を準備しています。
先ずはじめに,「社会的に構成されていく日本型アトピー:」という定義をする準備をしています。

社会的に構成されていく日本型アトピーとは,

1,ステロイド軟膏による治療を長期に続けているが改善していない。そして改善しないけれども使わないといられない状態になっている。ステロイド軟膏の強度が上がっているようである。
2,長期によるステロイド軟膏の使用体験し医療不信に陥っている。そして、ステロイド軟膏の使用をストップし、激しいリバウンドに陥っている。そして仕事や生活への甚大なる支障が生じている。
3,ステロイド軟膏への著しい恐怖感を持ってしまい「ステロイド軟膏を使わない」という療法、民間療法に傾倒し,さらに悪化していく。
4,「ステロイドを嫌う患者が悪い、アトピーとはそのような病気である」と医者に言われる。世間から蓋をされたような扱いを受け続け、友人、上司、家族にも理解されずに孤立して精神的に追い込まれている。(2007 明石) (2007 ドクターのお手紙)

以上のように社会,医療監督官庁が選択している方針の元にアトピー患者が構成されている
という点をまとめています。

私は治療後9年でこのような点に取り組む事ができることを感謝しています。

 とにもかくにも現在,症状が著しい方は適切な治療が必要であると考えます。
 適切な治療,医療が日本で行われるよう私の活動でできることをやっていきたいと
 思います。15夜のお月様を見て思います。私は恵まれていると。
 
 アメリカでの治療がすべてであるとは思いませんが,現在の日本の3分診察,軟膏処方が改善する可能性は,とても難しい事が医療関係者,医療従事者へのインタビューからも明確になります。患者は現在の医療制度の良い部分を享受しながら,自分の幸せは自分でつかまなくてはいけないことを身につまされます。

 日本人が海外の医療へ可能性を見出していく<病気>はアトピーだけではないことを,学んでいます。それには,メリットもありますがリスクもあると思います。医療保険への加入,自己責任の上で享受する大きなメリットをささえる大人としての成熟性などが重要と思います。

 10年前の私はのような患者が,生活と仕事を取り戻せるようサポートできる活動としていきたいと
 あらためて感じています。