« アメリカオフィス不在のご案内 | メイン | ケミカルウオッシュつくってます。 »

体験は社会の財産です。

長い間、症状がつらく、心理的に痛みを抱えてしまっている方に多くお会いしています。無理もありません。
私もたぶんそうでした。そしていま、自分自身苦しんできたことは、その情報を必要としている方の役に立つと言うことを学んでいます。
集中治療を無事に終えられ、セルフケアもまったく忘れて、仕事と生活を楽しんでいる方の体験は、。ほんとうに日本社会の財産だと私は考えています。先週の土曜日の朝日新聞朝刊にアレルギーについての全段広告がありました。移動中のデニーズで読みましたが、あたまがくらくらし心臓の鼓動が高鳴るのを感じました。整然としたレイアウト、紙面から、は、私が毎日直面している患者さんのカウンセリングの訴えや気持ちや感情はこの国に存在していない事象とされているような錯覚を覚えました。

アレルギーのお薬は進んでいて、アトピーに関しては、完全になくすことはできないが、、、ステロイド軟膏を怖がらず使う、、、。というソフトで残酷で私が症状に直面していた20年前と変化していたことは見つけられず現実にふたをしていて、この国だけに通じるのであろう高い教壇からの文脈を読むことができました。たぶん、それは間違いですらないのだと考えました。言葉を選んで書くとそれは
そういう「方針」なのだろうと読みとることができました。

私はその「方針」の中で、様子見る、という「ステロイド軟膏を怖がらず使う、、、。」、アレルギーとアトピーを混在し、30歳から死の淵を彷徨う事になったごくごくまれな人間のでしょうか?

私は43歳で、新聞の全段広告に異議を唱えたりするほどは青臭い年ではありません。
そして、私にできることは限られています。そのことに全力を尽くします。

そして、患者の会のみなさんを誇りに思います。