◆アウトライン
患者さんの持っているバクテリアを退治し、同時に皮膚を治療をして、カユミを完全に止めます。 このカユミを止める事がこの治療の上で大変重要なのです。なぜなら、掻き傷が治らないかぎり、その傷の中でバクテリアが増え続けるからです。
朝20分、夕方20分、お風呂にはいり乾燥している肌に水分を与え、外からの刺激をシャットアウトするクリームを全身に塗ります。
これには、薬剤は入っていません。 そして、鼻の中のバクテリアを退治し、体内に入らないようにするクリームを鼻の中に塗ります。
鼻の中にあるバクテリアを増やさないように、週1回クリームをつける事で予防します。 すべて研究に基づいた治療手法です。
◆アトピー体質のひとつとして
「ある種のバクテリアを体内に取り入れてしまい」やすく、そのバクテリアは最初、手などの接触により鼻の中で増え始めます。
鼻の中はじめじめして 暖かくバクテリアが増えるのには最適です。アトピー性体質でない人は、それが増えても何も影響はないのですが、アトピー性体質の人はそのバクテリアを取り込んでしまいます。
そして、体内からカユミが発生し、皮膚の下がカユイため、皮膚を掻き破りますそしてその傷もじゅくじゅく暖かいのでバクテリアの格好の住処となり、どんどん増えていきます。
ステロイド軟膏を塗って、一時的に皮膚の状態を治してもバクテリアを退治し、鼻から進入するのを防がないかぎり、 一時しのぎにはなってもすぐに悪化します。
人間には治癒能力がありますので、健康であればバクテリアに異常に増える事もないのですが、ストレスや体力の低下なで身体が弱っている時に爆発的に増える事もあります。
子供の時に少しアトピーがあり、受験や就職等でストレスが溜まり、心身共に弱っている時にバクテリアが増え、アトピー性皮膚炎が急激に酷くなる人が多いようです。
◆アトピー性皮膚炎治療の基本的な考え方
私が治療した日本からのすべての患者は、ポジティブで高い数値のStaph aureu(スタフ オーラウス)が、外皮と鼻孔からみつかりました。このバクテリアは、血流に循環し、皮膚炎を悪化させて、かゆさを増大させるexotoxin(エクゾトキシン)を生産します。Staph
aureus(スタフ オーラウス)を減らすこと、または取り除くことでアトピー性皮膚炎をコントロールすることが可能です。
◆日本の患者さんへ「間違ったステロイドの使い方」
過去15年間で治療をした日本からの患者さんは、長期間、広範囲のステロイドを使用しており、または過去にその経験があり、その使用を急にやめたりと激しいリバウンドを引き起こしていたり、炎症部位がほぼバクテリアに感染しているため、
適切な治療が今すぐ必要な方ばかりでした。
そのような日本の患者さんから、ステロイドを使用する事において、不安や恐れがあると言うのは聞いております。そして、これまでの日本からの患者さんを治療して、どうしてステロイドを恐れるのかとと言う事も十分理解しました。
私の治療においては、ステロイドを安全に、なおかつそれを必要としなくなるのをゴールとして治療を致します。
ステロイドは、永遠に使用するのではなく、病気の治療薬として使用します。
最初は広範囲に炎症を起こしていても、治療が進むにつれて炎症場面が狭まりそしてなくなります。
皮膚が正常になり、かゆみもなくなると、当然、内服、塗り薬などのステロイドを必要とはしません。しかし、アトピー性皮膚炎は、アレルギー疾患であるため、完全に体の中から取り除く事は不可能です。
その為、きちんと自分でコントロールする事を学ぶ必要がありますが、長期間、炎症を起こさずにコントロールする事が出来るならば、皮膚は丈夫になります。
丈夫になった皮膚は、バクテリアにもおかされず、乾燥する事も少なくなります。どのような病気でも、適切な治療を受けることで回復します。
■ステロイド軟膏の浸透性について
強力な、clobetasolなどの「超ステロイド」製品は深く、皮膚に浸透し、身体に吸収されます。
それらを顔面または、皮膚の薄い部位に使用はすべきではありません。なぜならそらのステロイド軟膏は皮膚をさらに薄くしてしまうからです。それらのステロイド軟膏を広い範囲で使用すべきではありません。
なぜなら非常に浸透しやすく、体内に吸収されやすいからです。また、これらのステロイドを長期間にわたって使用すべきではありません。なぜなら副腎の抑制を起こし体内でのコーチゾン生産が行われなくなるためです。
また、継続的に使用するとには、アトピー皮膚炎がステロイドに対して抵抗力をつけてしまいます。
さらに、これらの超ステロイド服薬をやめるとに、リバウンドによってアトピー性皮膚炎がこれまでより悪化します。
これらの超ステロイドは長所よりも短所のほうが多いため、アトピー性膚炎の治療には使用すべきではありません。
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*アトピーアソシエイションジャパン注釈
皮膚の表面を見て「軟膏を処方すること」をアトピー治療とは言いません。ドクターマセソンは治療としてステロイド軟膏を使うことはありません。アトピー治療として全体の病気を治療した後の、補足ツールとして指示されます。それもずっとではありません。
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■集中治療後は、バクテリアの感染、掻き傷を防ぐために指示通り指示の期間使います。
最も穏やかな効き目の物では(たとえばハイドロコルチゾン)は皮膚への浸透性は低く、また収されにくく、頻繁に安全に赤ちゃんの皮膚を含むどのような皮膚にでも使用することができます。
0.025%から0.1%までの濃度のtriamcinolone、 acetonideなど(前出の強力「ステロイド」よりも穏やか)一般的「ステロイド」製品は、皮膚に深く浸透せず、身体にも多量に吸収されません。
私の過去20年間のアトピー性皮膚炎治療において、内服(注射及び飲み薬)ステロイドの適切な期間の使用での深刻な副用を経験した患者は皆無です。
私は個々の患者に薬品服用させることにおいて、期間、安全のためのインターバル、分量、配合等、非常に注意をはらいます。
どのような効果的なツール(道具)でも、どのように適切に使うかを知っていることに安全のキーがあります。 これらの薬物は恐れる必要はないですが、適切な使用法が重要です。それらがアトピー性皮膚炎の治療においても重要なのです。
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*アトピーアソシエイションジャパン注釈
「ステロイドを使うのですか?」の質問に関して
患者さんすべてにステロイドを使うわけではありません。ドクターが診察し必要な患者にのみ適切な戦術の元使います。また、飲み薬や筋肉注射は基本的に日本人患者の特徴である「日本型ステロイド軟膏症」(長期に間違ったステロイドを使ってきた患者)「リバウンド症状」の治療にしか使いません。
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高度なアメリカの治療ではバクテリアが原因のアトピーは比較的早く治癒します。ただし、治癒後もセルフケア(生活習慣、、お風呂、衣服、生活、仕事環境)について適切に対処しないと発症する懸念もあります。また、バクテリアの要因を取り除いてもアレルギーや他の原因で皮膚炎が発症することも考えられます。
それゆえに患者の会での、完治にたいせつな体験者の情報交流、セルフケア支援が一定期間ひつようなのです。
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