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■アトピー治療詳細 |
◆Dr.Mathesonアトピー治療プログラムを詳しく説明致します。
日本から来られる、ほとんどの患者さんは、見た感じも皮膚は黒ずんだねずみ色か若しくは赤紫色をしていて、皮膚は分厚く、硬くなっていて痒みも強く、掻くと粉がはらはらと落下します。そしてとても乾燥していて、時には皮膚に亀裂があり、そこから体液が出てカリカリの状態で固まっていたり、じくじくと体液が止まらない状態の患者さんです。睡眠も充分に取れないのと炎症があるため微熱が続き、とても疲れています。
そして、食事や行動に制限があり普通の生活を送るのにとても難しい状態が続いています。学校も休学をしていたり、肌が表面的にもとても醜い状態のため、いじめの対象になっている患者さんもおられました。アトピー性皮膚炎は遺伝の為、完治と言う言葉は使えませんが、周りから見て、まったくアトピー性皮膚炎を患っているようには見えず、勿論、以前に象のような皮膚だったとは、想像がつかないほど普通の状態になります。
治療後は、痒みも、時々起こることはありますが、今までのような皮膚の下のもっと深い所の痒みと言うものは皆無になります。アトピー治療はけして簡単ではなく、一人一人の患者さんを診察し、触診や炎症の出ている箇所、今までの病歴など詳しく診察されます。
治療はすぐに始まり、まず、患者さんが一番辛い痒みを取ること、かゆみをとり睡眠が充分に取れることを早急にする必要があります。これらは、Triamcinoloneでそれらの2〜3種類の安全なステロイドのお薬をブレンドして(Dr.Mathesonが患者さんの症状や年齢、体重などにより、量も種類もブレンドされます)注射されます。
注射はすべての患者さんにされる事はなく、ドクターが必要と診断された場合に注射されます。注射をして30分〜1時間以内に効果を発揮し、1週間程で体内に排泄されるお薬と、ゆっくりと効き始め、3−4日くらいから効果を発揮し、4週間ほどで体内に排出されるお薬が入っています。(筋肉注射)
注射は約0.5cc前後の量です。そして、飲み薬も始められます。飲み薬の抗生物質ですが、その種類は3種類あり
(Cephalexine 500mg , Cipro 500mg, Erythromycin 500mg ,Minecycline100mg)それらも患者さんの症状により組み合わせて投薬されることもあります。
痒み止めとしてのお薬も3種類あり(Hydroxyzine10mg、25mg、Doxepin10mg、25mg、Sinequan
10mg )これらも患者さんが痒みを感じる事なく眠れるために、組み合わせや量を調節して投薬されます。
これらのお薬を飲みながら、皮膚を柔らかくして乾燥をしないように洗剤Cetaphil(液体で泡をたちませんが皮膚の上に軽く手で伸ばすだけで汚れを分解します)やシャンプー(P&Sシャンプーは、頭の中にあるかさぶたを取り除き痒みを和らげます)、保湿際(Plastibaseは、皮膚の表面に膜を作り、皮膚から水分が蒸発するのを妨げ、又、外からの刺激から皮膚を守ります。)も使い始めます。
お風呂は、ぬるま湯に20分間浸かり、
上がってからタオルで水分を抑えるようにして(けしてゴシゴシと拭いてはいけません)3分以内(この時間はとても重要で皮膚から水分が蒸発するまでの時間です)に全身にPlastibaseで保護膜を作ってしまいます。
リバウンドが来る患者さんは、
日本で使われていた塗り薬、漢方薬などすべてのお薬を止めると、大体5日〜1週間でリバウンドが始まります。その症状としては、全体的な痒み、炎症が全身に広がりますが、お薬を塗っていた箇所は特に酷くなり、激しい痒みも起こり眠れなくなります。リバウンド
症状が起こると、Deltasone(ステロイドの飲み薬で、3日間〜12日間を患者さんの症状にあわせて投薬されます)このリバウンドはどんなに酷くても1日〜2日で収まり始め、そのまま、治療は続行されます。1週間目が終わると、ほとんどの患者さんは痒みも収まり、皮膚もお風呂のたびに脱皮を繰り返し、みるみる炎症が無くなって行きます。自分で鏡を見るのが楽しみになって来るのも1週間目位からです。
全体的な炎症が収まりだすと、最初にアトピーが始まった所や、しつこく痒みがある所などがくっきりと現れてきます。その状態になって初めて、アレルギー(空気中のものにアレルギーがあったり、接触性アレルギーがあったり)があるかどうかがはっきりと分かります。
空気中のもの(花粉、樹木、ほこり、ほこりダニ、カビなど)にアレルギーがある場合は、治療は可能です。これはアトピー性皮膚炎を悪化させることもあり、そして治療をする事で、アトピー性皮膚炎が加速的に回復されます。
アレルギー治療は、アレルギー専門家のドクターの所で行われます。そこでは、何についてアレルギーであるかをスクラッチテスト(上腕部の外側に約30種類前後の物質を、記しを付けて針の頭で引っ掻くようにしてつけて行きます)をして15分間そのままにして、何の物質に反応したかを調べます。それらも大きさや色で反応の具合を確かめます。
その後、もう一度同じ物質を皮下注射して、又15分間そのままにして検査します。それらの結果はその場で分かり、病院では、それぞれの患者さんの為に注射液が作られます。この治療は日本における減感作療法とは異なり、体内に持っているアレルギー反応を起こす物質を科学の力で包み込んでしまい、外からの刺激に反応しないようにしてしまいます。
この治療は、滞在中に2回に分け、1回に5時間を費やして行われます。その後は注射液を持って帰り、日本で近くのお医者さんで2週間に1回、注射を受けます。期間は約3年〜5年です。この治療では喘息はほとんど完治した状態になります。皮膚の状態や季節の炎症も1年目くらいで、治療の効果は、はっきりと自覚されます。
**アレルギー治療の詳細はこちら→
滞在中は、メデイカルアシスタントと毎日話しをして細かく指示を受け、分からない所や、症状が改善しない場合なども指示を貰います。メデイカルアシスタントはドクターと何時でも連絡を取り、お薬など特別な指示を貰うこともあります。
病院へは、週に1度行き、お薬の効果や肌の状態、睡眠、痒みなどの状態を患者さんから聞き、その上で、次のステップに入ります。3週間目くらいになると、汗をかくようになったりと皮膚の新陳代謝が活発になります。
この時期から、塗り薬が処方されます。ハイドロコルチゾン0.1% 、Triamcinolone0.1%(体用)、Elidel (ステロイドを含まないお薬で2001年12月にアメリカで承認されましたが、ドクターの所で何度も研究会が開かれ、安全と効果が確認され、2002年7月から使用されています。)などが皮膚の時々起こる炎症に使われます。これらのお薬も患者さんの状態に合わせて細かい指示があり、時には時間まで指定されます。鼻の中のバクテリアを抑えるお薬(Bactroban)の使用も始まります。
Dr.Matheosnの治療は、患者さん一人一人にプログラムを組み、安全で効果的な治療を施されます。深刻な副作用はまったく皆無です。ほとんどの患者さんが、病気から開放され気分も良くなり、食事が美味しく、良く眠るためふっくらとしてきます。
治療が終えて帰国される時には、細かく注意があり、日本でのご家族にも、体を洗う洗剤(Phisohex バクテリアの消毒を兼ねています)を1週間に1度、そしてBactrobanも週に1度使う事を指示されます。この指示は、患者さんを感染から守るためです。
治療後の1年間は、メデイカルアシスタント、患者の会と連絡を取り合い、暑さや寒さなど四季を通じてのケアーをし、その都度ドクターから指示やアドバイスを貰います。
1年間が過ぎると、ほとんどの患者さんは卒業です。
炎症が時々起こることがあっても、もうステロイドの塗り薬も使うことがなく、Elidelと言う画期的なアトピー性皮膚炎のお薬で安全に生涯を普通の皮膚、普通の生活を楽しんでコントロール出来るようになります。
日本ではアトピーは難病だとか、不治の病などと言われ、就職や結婚にまで差し障りが出てきているようですが、そのような事はまったくなく、正確な治療は健康を損なわず、本当の健康を取り戻し、精神的にも安定して自然治癒力も後押ししてくれます。
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